不動産担保ローン関連コラム

ローンの種類とは?目的にあったローンを賢く利用しよう

ローンには、住宅ローン、教育ローン、ビジネスローンなどさまざまなものがあります。お金を借りる目的によって、ローンを使い分けるようにすると金利を節約してローンを利用することができます。ローンの種類別に、賢くお金を借りる方法についてご紹介します。

ローンの種類

ローンには大きくわけて以下の4つがあります。

1.目的が決められているローン(住宅ローン、教育ローンなど)

2.目的が決められていないローン(借りた人が自由に使い道を決めることができる)

3.無担保ローン(お金を借りるときに担保の必要がない)

4.有担保ローン(お金を借りるときに担保が必要になる)

これらの4つのローンの特徴やメリット、デメリットについて解説します。

使い道が限定されているローン

利用目的が限定されているローンとは、住宅ローン、教育ローン、ブライダルローンなど借りたお金の使い道が限定されているローンのことをいいます。使い道が限定されているローンのメリットは、使い道が限定されていないローンに比べて金利が低く設定されていることです。お金の使用目的がはっきりしている場合は、目的にあったローンを利用すると金利を抑えることができます。

目的が決められているローンを利用するデメリットは、お金の使い道が限定されていることです。そのため、目的のものにきちんとお金が使われることを証明するための書類(見積書等)の提出が必要です。たとえば、ブライダルローンなどを利用する場合、結婚式場の見積書などの書類の提出しなければいけないため、ローンを申し込む前に見積書を取っておく必要などの準備が必要です。

使い道が限定されていないローン

利用目的が限定されていないローンのメリットは、使い道が限定されていないことです。そのため、借り入れたお金は自由に使うことができます。使い道が限定されていないローンのデメリットは、利用目的が限定されているローンに比べて金利が高めに設定されていることです。使い道が決められていないので自由にお金を使うことができますが、金利が高めに設定されているので必要以上に借入をしないように注意することが大切です。

無担保ローン

無担保ローンとは、お金を借り入れるときに担保の必要がないローンのことをいいます。無担保ローンは大きく分けると「銀行系」「信販系」「消費者金融系」に分けることができます。一般的に銀行系や信販系は審査が厳しいですが、消費者金融系のローンと比較すると金利は低めです。消費者金融系は、銀行系や信販系に比べると比較的審査は通りやすいですが、金利は高めに設定されています。

無担保ローンは、個人向けの商品だけではなく、法人や個人事業主が事業資金として使うことができるビジネスローンといったものもあります。ただし事業資金として無担保のビジネスローンを利用する場合は、貸付限度額が低く設定されている商品が多いため、大きな金額の融資が必要な場合は有担保ローンがおすすめです。

有担保ローン

有担保ローンとは、家、不動産などあらかじめ借入金額と同等またはそれ以上の価値があるものを担保にして、お金を借り入れるローンのことをいいます。無担保ローンに比べて金利が安く、また貸付限度額も数千万から数億まで借り入れが可能です。有担保ローンとして代表的なものには、住宅ローンや不動産担保ローンがあります。

住宅ローンは、住宅の購入資金としてしか使うことができませんが、不動産担保ローンは使い道が限定されていません。また、無担保ローンに比べて金利も安く、高額の融資を受けることが可能で無担保ローンよりも返済期間が長めに設定されています。

金利を抑えて上手にローンを利用するコツとは?

借入金額が多くなり、返済期間が長くなると、金利の負担も大きくなります。金利を抑えて上手にローンを利用するコツは、目的にあったローンを利用することです。たとえば、住宅の購入が目的であれば住宅ローンを、借入希望額が少ないときは、担保がなくても利用できる無担保ローンが便利です。

事業資金などの高額な融資を希望する場合は、無担保ローンではなく不動産担保ローンなどのような有担保ローンを利用すると、金利を抑えて融資を受けることが可能になります。

また、不動産担保ローンのような有担保ローンは、無担保ローンに比べると貸付限度額も大きく、返済期間を長く組むことができるので無理のない返済計画が立てやすくなります。事業資金などのように金額の大きな融資を受けたい場合は、有担保ローンをうまく利用することをおすすめします。

最後に

ローンには、カードローンのように担保の必要がなく、使い道が限定されていないものや、住宅ローンのように使い道が限定されているもの、不動産担保ローンのように所有している不動産を担保にすることで事業資金のような大きな金額の融資を受けることが可能なものまで、いくつかの種類があります。また、銀行系の商品と消費者金融系の商品では同じ商品でも金利が大きく異なります。借り入れる金額が大きくなればなるほど、金利分の負担も大きくなります。ローンを利用する場合は、商品の特徴を理解した上で自分に合った借入先、金融商品を利用するようにしてみてください。

不動産担保ローンについて、より詳細にご覧になりたい場合は、こちらをご参照ください。

不動産担保ローンの紹介

関連記事

不動産をお持ちの方はこちら▼

不動産担保ローンサービス

不動産収入がある方はこちら▼

収益物件担保ローンサービス

不動産をお持ちでない方へ

当社は不動産をお持ちの方を対象としご融資を行っております。但し、担保提供者がいらっしゃればご融資が可能となります。※その際は担保提供者の方には連帯保証人になって頂く前提となりますので予めご了承ください。ご不明な点やご質問、ご相談はお電話にてご連絡くださいませ。