派遣社員として働いている方でも、急な出費やライフイベントのために、まとまった資金が必要になることもあるでしょう。
自己資金で賄うのが難しい場合には、借り入れを検討することになります。
しかし、派遣社員の場合、正社員とは異なり、返済期間中に派遣契約が満了する可能性があることから、金融機関での審査で不利に働きます。
そこで今回は、派遣社員がローン審査を通過するためのコツや、借りる際の注意点について詳しく解説します。
派遣社員でもお金を借りることは可能
派遣社員として働いている方でも、金融機関からお金を借りることは可能です。
カードローンや消費者金融は利用できる可能性が高い
派遣社員であっても、安定した収入があると認められる場合には、カードローンや消費者金融を利用できる可能性が高いです。
特に、少額の融資であれば、派遣社員でも審査に通りやすいでしょう。
ローンは組めない場合も
派遣社員の場合、正社員と比較すると住宅ローンやマイカーローンの審査には通りにくい傾向にあります。
長期借入を前提としたローンの場合、雇用形態が審査基準に含まれる可能性があるためです。
派遣社員がお金を借りる審査に通るコツ
派遣社員であっても、安定した収入があると認められる場合は、お金を借りることができます。ただし、正社員と比較すると、審査に通りにくいのは事実です。
そこで続いては、派遣社員がお金を借りる際に、審査に通りやすくなるコツについて解説します。
一社ずつ申し込む
カードローンや消費者金融に同時に何社も申し込むと、お金に困窮している印象を与えるため、審査に通りにくくなる可能性があります。
また、もし同時に借り入れができたとしても、金利の負担が重なる、返済管理が難しくなるといったデメリットがあるため、おすすめしません。
お金を借りる際には、一社ずつローン申し込みを行いましょう。
虚偽申請をしない
ローンの申し込み時には、雇用形態だけでなく、勤続年数や年収、他社借入状況などを申請する必要があります。
これらの内容は、嘘偽りなく真実を申告しなければなりません。
もし、虚偽の申告を行っていることがバレた場合、審査に落ちるだけでなく、再度の申し込みも断られてしまう可能性があります。
収入証明書類を提出してアピールする
ローンの申し込み時には源泉徴収票や給与明細書などの収入証明書類を提出して、安定した収入があることを客観的に示すのも有効です。
借入金額や審査状況によっては、収入証明書の提出なしで申し込みができるケースもありますが、提出することで良いアピールになります。
有担保ローンを活用する
派遣社員でも、不動産などの担保を提供できる場合は、有担保ローンを活用するのがおすすめです。
有担保ローンの場合、本人の収入や就労状況だけでなく、担保評価が審査対象となるため、審査に通過できる可能性が高くなります。
また、有担保ローンは、高額借入れや長期借入にも対応できるのがメリットです。
例えば、建物や土地などの不動産を担保として設定する不動産担保ローンなら、派遣社員であっても数千万円以上の高額借入が可能なケースもあります。
借入期間も20年、30年と長期で設定でき、金利も比較的低いため、無理のない返済計画が立てられるでしょう。
派遣社員がお金を借りる際の注意点
続いては、派遣社員がお金を借りる際の注意点について解説します。
勤務先に在籍確認が行われることがある
派遣社員がお金を借りる場合、在籍確認の電話が派遣先(勤務先)にかかってくることがあります。そのため、派遣先にあらかじめ電話がかかってくる旨を伝えておかなければなりません。
虚偽の情報を記載した場合、在籍確認ができず、審査に通過できないこともあるため、注意しましょう。
無理のない返済計画を立てることが大切
お金を借りる際には、無理のない返済計画をしっかりと立てることが大切です。
特に、派遣社員の場合は、契約期間の満了に伴って一時的に収入が途絶える可能性もあるため、収入が不安定になることを見越して計画を立てておく必要があります。
毎月の返済額を無理のない範囲で設定し、返済が滞ることがないように計画を練りましょう。
返済を延滞・滞納しない
借りたお金の返済が滞ってしまうと、信用情報が傷つき、今後お金の借り入れやクレジットカードの新規発行が難しくなる可能性があります。
派遣社員である場合、ただでさえ雇用形態が審査に不利に働くケースが多いため、信用情報は傷つけないことが大切です。
不動産担保ローンなら派遣社員でも利用できる!
派遣社員であっても、安定した収入を得ている方はお金を借りることができます。
また、不動産担保ローンなら、本人の年収だけでなく担保とする不動産の価値が審査結果を左右するため、高額の借入が可能なケースもあるでしょう。
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