不動産担保ローン関連コラム

銀行融資の金利はいくら?相場と計算方法を解説

銀行から融資を受けるうえで、特に気になるのが金利ではないでしょうか。
金利は、返済額に大きな影響を与える要素です。

そこで今回は、銀行の融資における金利の相場や、金利の決め方、計算方法について詳しく解説します。

銀行の金利相場はどのくらい?

銀行の金利相場は、どのくらいなのでしょうか。

個人向け融資

個人向け融資の中でも、住宅ローンや教育ローンなどの目的別ローンは金利が比較的低い傾向にあります。
固定金利と変動金利の2種類から選択でき、金利相場は年1%〜5%程度です。

なお、銀行の個人向けカードローンの金利は、年1.5%〜15%程度となっています。
カードローンは無担保ローンのため、金利が高めに設定されるケースが多いです。

法人向け融資

銀行の法人向け融資(ビジネスローン)の金利は、年1.0%〜14%程度が相場です。
ビジネスローンの場合、金利は法人の業績や信用力によって決定されるため、幅が広くなっています。

銀行の融資における金利の決め方は?

続いては、銀行の融資において金利を左右するポイントについて解説します。

市場金利

市場金利とは、金融市場で適用されている金利のことです。
基本的には、中央銀行(日本では日本銀行)が設定する政策金利に応じて変動します。

中央銀行が政策金利を引き上げると、銀行の資金調達コストが上がるため、結果として融資金利も上昇します。

申込者の返済能力・信用力

個人・法人を問わず、申込者の返済能力や信用力も、金利を決めるポイントになります。
銀行は、融資の審査時に必ず、安定した収入を得ているか、過去に金融事故(返済の遅延・延滞)を起こしていないかなどをチェックし、金利を決定します。

銀行の利益

融資の金利は、銀行の利益を確保するために設定されています。
そのため、求める利益が多い銀行ほど、融資の金利も高くなる傾向にあります。

担保の有無

住宅ローンや不動産担保ローンなどの有担保ローンでは、銀行の貸し倒れリスクが軽減できるため、金利が低くなるケースが多いです。
一方で、カードローンやフリーローンなどの無担保ローンは銀行側のリスクが高いため、金利も高くなります。

返済期間

返済期間が長くなると、銀行側のリスクが高まるため、金利が高く設定される傾向にあります。
反対に、返済期間を短期で設定すると、金利も低く抑えられるケースが多いです。

金利の計算方法

金利に基づいた利息の計算方法は、以下の通りです。

利息=借入残高×金利×借入期間÷365日

この計算式で、1年間で支払うべき利息の額(年率)を算出できます。

金利は通常年利で表示されるため、12ヶ月で割って1ヶ月毎の返済額を求める仕組みです。

例えば、2,000万円を借り入れる場合で、計算してみましょう。

【借入期間6ヶ月(183日)、金利5%の場合】
2,000万円×5%×6ヶ月(183日)÷365日=501,369円

ただし、こちらはあくまでも「6ヶ月後に借入金と利息を一括返済する場合」における計算方法です。
毎月分割で返済する場合には、利息の計算方法が異なるため、ご注意ください。

金利が安い資金調達方法

銀行の融資以外にも、低金利で資金調達できる方法はいくつかあります。
ここでは、代表的な方法を4つ紹介します。

日本政策金融公庫

日本政策金融公庫は、国が100%出資する政府系の金融機関です。
中小企業や個人事業主向けの融資に力を入れており、無担保・無保証人でも低金利で借り入れができます。
金利も比較的低めに設定されているのがメリットです。

信用保証付き融資

信用保証付き融資とは、信用保証協会が保証を提供してくれる融資です。
中小企業や小規模事業者が対象となる仕組みで、金利相場は1%〜3%ほどで、比較的低い値となっています。

生命保険の契約者貸付制度

生命保険の契約者貸付制度は、生命保険の契約者が、解約返戻金を担保にして、保険会社から融資を受ける仕組みです。
保険契約を解約する必要はなく、比較的低金利での借り入れができます。
金利は保険会社によって異なりますが、年2%〜6%程度が相場です。

不動産担保ローン

不動産担保ローンは、所有する建物や土地などの不動産を担保にして融資を受ける方法です。
担保を設定することから、金融機関の貸し倒れリスクを軽減できるため、比較的低金利で借り入れることができます。

さらに、不動産の価値に応じて、数千万円〜数億円以上の高額融資も可能となるのがメリットです。

金利が安い融資をお探しなら不動産担保ローンがおすすめ

銀行の融資における金利相場は、1%〜15%程度です。
金利は、申込者の収入や信用力、担保の有無などによって左右されます。

金利が安いローンをお探しなら、有担保ローンの活用がおすすめです。
ただし、銀行の有担保ローンは審査基準が厳格で、借り入れができない可能性もあります。

銀行以外のノンバンクの不動産担保ローンであれば、銀行での融資を断られた方でも、低金利での借り入れを利用できる可能性があります。

協和信用保証株式会社は、不動産担保ローンに特化した貸付を行っております。
迅速な審査と柔軟な対応を提供しておりますので、銀行での融資を受けるのが難しい方も、ぜひお気軽にご相談ください。

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