不動産担保ローン関連コラム

ブリッジローンとは?メリット・デメリット、注意点を解説

ブリッジローン(つなぎ融資)は、不動産の売却資金や新規購入資金が手元に入るまでの一時的な資金調達手段として利用されるローンです。

主に、不動産の買い替えや企業の資金繰りの場面で活用され、短期間で迅速に借り入れできるのが特徴です。

しかし、利息が高めに設定されることや返済計画を慎重に立てる必要があるなどの注意点もあります。

この記事では、ブリッジローンの仕組みやメリット・デメリット、利用時に注意したいポイントを詳しく解説します。

ブリッジローンとは?

ブリッジローンとは、「融資の審査が終わるまでの間」など、短期間に限定して活用されるローン商品です。
融資と融資の間の橋渡しのような役割を担うため、ブリッジ(Bridge)ローンという名称になっています。
融資期間は、通常3ヶ月程度です。

ブリッジローンの活用事例

ブリッジローンは、ビジネスから個人まで、さまざまなシーンで活用されています。

M&A(企業の合併・買収)

企業が他社を買収する際、必要な資金を銀行から借り入れるための審査に時間を要するケースがあります。
そのような場面で、短期的な資金調達にブリッジローンが活用されています。

ソフトウェア開発企業における資金繰りの補填

ビジネスシーンにおいては、資金繰りの補填にブリッジローンが活用されるケースも珍しくありません。
特に、開発・研究段階から収益の発生までにタイムラグが生じるソフトウェア開発企業においては、収益が獲得されるまでの間の運転資金の補填に、ブリッジローンが活用されることもあります。

不動産業界における仕入れ資金

不動産業界においては、物件の購入のための資金をブリッジローンで借り入れるケースも珍しくありません。
例えば、3,000万円の物件をブリッジローンで購入し、4,000万円で売却した場合、売却金額でブリッジローンを一括返済できます。

住宅ローンの審査完了までのつなぎ融資

個人においても、住宅ローンの審査完了までのつなぎ融資として、ブリッジローンを活用するケースがあります。
ブリッジローンを活用すれば、住宅ローンの審査が完了する前に支払いが必要な頭金や契約金をブリッジローンで支払い、住宅ローンの審査が終わってから一括返済することが可能です。

ブリッジローンのメリット

ブリッジローンには、主に以下の2つのメリットがあります。

短期間で資金調達が可能

ブリッジローンは審査がスピーディーに行われ、短期間でまとまった資金が調達できるのが最大のメリットです。
これにより、早急な支払いが求められるケースにも柔軟に対応できます。

無担保・保証人なしで借入ができる

ブリッジローンは、基本的に無担保で利用が可能です。
住宅ローンのように不動産を担保として差し入れる必要はありません。
また、保証人なしで借入ができるケースが多いです。

ブリッジローンを活用するデメリット・注意点

ブリッジローンの活用には、注意すべきデメリットも存在します。

金利や手数料が高い

ブリッジローンは、無担保で短期借入が可能な商品であるがゆえ、金利や事務手数料、遅延損害金などが比較的高めに設定されています。
平均的な金利は2%〜4%程度です。

一括返済が必要

ブリッジローンは、3ヶ月程度の短い期間での融資に特化した商品であり、借入金額は一括で返済しなければなりません。
そのため、借入額を必要最低限に抑えるなど、計画的に利用する必要があります。

資金使途が限定される

多くのブリッジローンでは、資金使途が明確であることが求められます。
金融機関に「なぜ資金が必要か」を明確に証明する必要があるため、手間に感じる方もいるでしょう。

ブリッジローンの代わりになるローン商品はある?

ブリッジローンに代わる選択肢としておすすめしたいのが、不動産担保ローンの活用です。

不動産担保ローンは、所有する不動産を担保にまとまった資金を借入できるローン商品です。
ノンバンクの場合、即日や翌日のスピード融資に対応しているケースもあるため、急な資金需要にも柔軟に対応できます。

また、ブリッジローンの場合は一括返済が必要となりますが、不動産担保ローンは長期での借入にも対応できるため、無理のない返済計画が立てられます。

資金使途も限定されないため、M&Aのための買収資金調達や住宅ローンのつなぎ融資としての活用はもちろん、教育資金やリフォーム資金など、幅広い用途に活用可能です。

借入可能額は不動産の担保価値に左右されるものの、数千万円〜数億円を超える高額借入が可能なケースもあります。

ブリッジローンの代わりに不動産担保ローンを活用しよう

ブリッジローンは、短期的な資金調達をしたい場合に便利な手段です。
とはいえ、「一括返済が必要」などのデメリットもあるため、利用には慎重な検討が求められます。

不動産担保ローンなら、スピーディーな資金調達が可能であり、返済期間も長期で設定できるため、無理のない返済計画が立てやすいです。
不動産の担保価値に応じ、高額の借入も可能となっています。

不動産担保ローンに特化した貸付を行う協和信用保証株式会社では、お客様のニーズに合わせたスピーディーかつ柔軟な審査を提供しております。
最短で翌日融資も可能となっておりますので、お急ぎの方もお気軽にご相談ください。

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