不動産担保ローンは、所有する不動産を担保に融資が受けられる金融商品ですが、審査に通らなければお金を借りることはできません。
ローンの申し込みから実際に融資の決裁が下りるまでの間、審査に通るのかどうか、ドキドキしながら結果を待っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、絶対に借りられる不動産担保ローンはあるのか、審査に通過するためにやるべきことを紹介します。
残念ながら絶対に借りられる不動産担保ローンは存在しない
結論から申し上げますと、残念ながら絶対に借りられると断言できる不動産担保ローンは存在しません。
なぜなら、不動産担保ローンを利用するためには必ず審査があり、審査に通らなければ融資は受けられないからです。
不動産担保ローンの審査基準は、利用する金融会社やローン会社によって異なり、詳しい審査内容は公開されていません。
そのため、「○○をすれば必ず審査に通過する」と言い切れるものはないのです。
「絶対に借りられる」とローン会社が明言している場合は、その根拠を確認してみましょう。
不動産担保ローンで絶対にお金を借りる方法
前述の通り、残念ながら絶対に借りられる不動産担保ローンは存在しません。
ですが、審査に落ちる可能性のある問題をできるだけ解消してからローンの申し込みを行うことで、審査に通る可能性を高めることは可能です。
では、どんな点をあらかじめ改善しておけば良いのでしょうか。
ここからは、不動産担保ローンの審査に通るための対策として、やるべきことを挙げていきます。
書類は不備なくそろえる
不動産担保ローン申し込み時の必要書類は、利用する金融機関やローン会社によって異なります。
書類に不備があると、審査に落ちてしまったり、融資が実行されるまでの期間が長くなる可能性が高いです。
あらかじめ必要な書類を確認しておき、不備がないように揃えておきましょう。
虚偽の申告はしない
不動産担保ローンを申し込む際は、虚偽の申告はしないことも大事なポイントです。
申告した情報に嘘があると判明した時点で、審査に通らないだけではなく、信用を失ってしまいます。
虚偽の申告は非常にリスクが高いので、審査に通りたいという気持ちが強かったとしても、嘘をつくのはやめましょう。
不動産の担保価値を上げる
不動産担保ローンは、不動産という担保を提供するため、担保のない無担保ローンと比較すると、比較的審査に通りやすいと言われています。
ですが、不動産の担保価値が低い場合は、審査に落ちることもあるでしょう。
不動産の担保価値が低い可能性がある場合は、リフォーム・リノベーションをしたり、ハウスクリーニングをするなど、担保価値を上げる工夫をしておきましょう。
また、融資可能額が希望に満たない可能性も考慮して、担保を追加することも検討しましょう。
税金の未納は解消する
担保提供する不動産の固定資産税が未納だったり、滞納している場合は、審査に落ちる可能性が高くなります。
不動産ローン会社は、万が一、貸したお金の返済が滞ってしまった場合、担保の不動産を売却して弁済を受けることになります。
そのため、担保とする不動産の固定資産税に未納や滞納があると、売却益から税金や延滞税などが差し引かれてしまうため、債権者側は残債を全額回収できなくなるリスクが高くなるのです。
そのため、税金の未納がある場合は、支払いを済ませてからローンの申し込みを行いましょう。
複数のローン会社に相談する
不動産担保ローンの審査基準は、ローン会社によって異なります。仮にA社の審査に落ちてしまった場合でも、B社の審査は通過できるというケースも珍しくありません。
審査に通過したからといって、必ずローン契約をしなければならないわけではありません。
そのため、急いでいる場合は特に、複数のローン会社に申し込みをして、同時に審査を受けるほうが良いでしょう。
最後に
残念ながら、絶対に借りられる不動産担保ローンは存在しません。ですが、審査されるポイントを知り、適切な対応をしたうえで申し込みを行うと審査に通る確率を上げることはできます。
また、銀行などの金融機関の場合、不老さん担保ローンの審査および不動産の鑑定などは、外部の機関に依頼するケースが多いです。すると、どうしても融通を利かせることが難しくなるため、自社で不動産の査定ができる不動産担保ローン専門会社を利用するのも一つの方法です。
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