不動産担保ローン関連コラム

不動産担保ローンの本審査に落ちる確率は?原因と対策について

不動産担保ローンの本審査において落ちる確率は、申込者の経済的健全性や不動産の価値など、さまざまな要因に左右されます。
この記事では、不動産担保ローンの本審査で落ちる主な原因と、その対策方法について解説します。

不動産担保ローンの本審査で落ちる確率

不動産担保ローンの本審査に落ちる確率は多くの要因に依存するため、「〇%の人が本審査に落ちる」といった数値を一概に示すことはできません。

また、不動産担保ローン商品は、銀行などの金融機関、ノンバンクと呼ばれるローン会社など、さまざまな企業が提供しています。
そのため、一社の本審査に落ちたからといって、ローン契約を諦める必要はないでしょう。
審査基準はそれぞれ異なるため、複数の不動産担保ローンに申込みをすることで、本審査に通過する可能性もあります。

不動産担保ローンの本審査に落ちる原因

不動産担保ローンの本審査に落ちる原因は、主に以下の通りです。

・申込者の信用情報
・収入の安定性
・借入れ希望額
・不動産の価値
・金融機関の審査基準 など

それぞれ詳しく説明します。

申込者の信用情報

申込者の信用情報は、過去の借入れや支払い履歴が記録されたデータです。
遅延やデフォルトなどのネガティブな情報がある場合、信用リスクと見なされ、審査に不利に働くことがあります。
定期的に自分の信用情報を確認し、誤記載がないかチェックすることが大切です。

自分の信用情報を確認するには、以下の主要な信用情報機関から直接、またはオンラインで信用情報の開示を申請する方法があります。

・全国銀行個人信用情報センター(KSC)
・日本信用情報機構(JICC)
・シー・アイ・シー(CIC)

これらの機関では、個人の信用情報を確認するための手続きを提供しており、申込みは郵送、窓口、またはオンライン(CICとJICCはオンライン申込み可能)で行うことができます。

収入の安定性

収入の安定性は、ローン返済能力を判断する上で重要なファクターです。
正社員や公務員など安定した職業に就いている場合は有利に働きますが、フリーランスや個人事業主の場合は収入の波が大きいため、不利になることがあります。
収入の安定性を証明するために、税務書類や給与明細などの準備が必要です。

借入れ希望額

借入れ希望額が不動産の価値に見合わない、または申込者の返済能力を超えるという場合、不動産担保ローンの本審査に落ちるリスクが高まります。
希望額を決める際には、不動産の市場価値を正しく把握し、自己資金とのバランスを考慮することが重要です。

不動産の価値

不動産の価値が融資額に見合っていない、または市場価値が低いと判断されると、不動産担保ローンの本審査に通りにくくなります。
不動産の立地条件、築年数、物件の状態などが評価のポイントとなるため、可能であれば、事前に不動産鑑定士による評価を受けておくとよいでしょう。

金融機関の審査基準

不動産担保ローンの本審査の基準は、金融機関によって異なります。
一般的に、銀行は審査が厳しく、信用金庫や信用組合は比較的審査が緩い傾向にあります。
さらに、ノンバンクのローン会社であれば、本審査に通過しやすいと言えるでしょう。
ただし、金利や融資条件についても金融機関ごとに異なるため、比較検討し、自分の状況に最適な選択をすることが重要です。

不動産担保ローンの本審査を通過するための対策

続いては、不動産担保ローンの本審査を通過するための対策方法を3つ紹介します。

自己資金を用意する

借入れ希望額と不動産価値のバランスが良好であることを示すために、ある程度の自己資金を用意しておくと好印象です。
自己資金の比率が高いほど、金融機関からの信頼も高まり、不動産担保ローンの本審査に通過する可能性が高まります。

不動産の適正な評価

不動産担保ローンは、担保となる不動産の価値が審査の重要なポイントになります。
事前に不動産鑑定士による評価を受けて、適正な市場価値を把握しておくと有利です。

他の借り入れの整理

他のローンやクレジットカードの借入れが多いと、返済能力に疑問が持たれがちです。
可能であれば、不動産担保ローンの申し込みをする前に他の借り入れを整理し、返済負担を軽減させておくと良いでしょう。

最後に

不動産担保ローンにおける本審査の基準は、金融機関やローン会社によって異なります。
本審査に落ちる確率を一概に言うことはできませんが、複数の金融機関を比較検討し、自分の状況に合った商品を選ぶことが重要です。

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