不動産担保ローン関連コラム

不動産担保ローンに通らない理由は?審査に通るコツと落ちた時の対処法

不動産担保ローンは、不動産を担保に高額の借り入れができるローン商品です。
有担保ローンであることから、審査に通りやすいと思われがちですが、当然ながら審査に通らないケースもあります。

そこで今回は、不動産担保ローンの審査に落ちてしまう理由や、審査に通るためのコツ、審査に落ちた場合の対処法について、詳しく解説します。

不動産担保ローンに通らない理由

不動産担保ローンの審査に通らない理由として考えられるのは、主に以下の4つです。

返済能力が低い

金融機関は、収入の安定性や勤続年数、就業形態などから申込者の返済能力を判断します。
その結果、返済能力が低いとみなされてしまった場合は、審査に通らない可能性が高いです。

信用情報に傷がある

過去に金融事故(返済の遅延や延滞、自己破産など)を起こしたことがある場合、信用情報に傷がつき、審査に通らなくなるリスクが高まります。
金融事故の情報は、CICやJICCといった信用情報機関に登録されており、あらゆる金融機関は審査時にその情報を照会できるようになっています。

不動産の担保価値が低い

不動産担保ローンの審査においては、担保にする不動産の価値が重要視されます。
そのため、立地条件が悪い不動産や、築年数が経過した不動産を担保に申し込んだ場合は、審査に通らないケースもあるでしょう。

また、住宅ローンが残っている不動産(二番抵当)も、審査に通らないリスクが高いです。

書類に不備がある

申込書類に不備があると、審査に落ちてしまうことがあります。
不動産担保ローンでは、申込者の本人確認書類や収入証明書に加え、不動産に関する書類(登記事項証明書や固定資産評価証明書など)の提出も求められます。
有効期限が定められている書類もあるため、正確に準備することが大切です。

不動産担保ローンの審査に通るコツ

続いては、不動産担保ローンの審査に通るコツをいくつか紹介します。

ノンバンクに申し込む

銀行の不動産担保ローンは、審査基準が厳格であり、不動産の価値が高くても、申込者の収入や信用情報を理由に審査に通らないケースもあります。

一方で、消費者金融や信販会社、不動産担保ローン専門会社などのノンバンクの場合、審査基準が緩やかで、「本人の収入が低くても不動産の価値が高ければOK」などの柔軟な対応をしてくれる可能性が高いです。

借り入れ希望額を低めに設定する

借り入れ希望額が担保となる不動産の価値を超えている場合は、審査に通らない可能性が高いです。

不動産担保ローンは高額借り入れが魅力な商品ではありますが、審査に通過したいなら、必要以上の金額を望まず、借り入れ可能額を低めに設定することをおすすめします。

書類を不備なく揃える

書類に不備があると、審査に通りにくくなります。
必要書類は事前に確認し、ミスや不足がないように揃えておくことが大切です。

不動産担保ローンに落ちた時の対処法

不動産担保ローンに通らなかった場合でも、すぐに諦める必要はありません。
ここでは、審査に落ちてしまった時の対処法について解説します。

他社からの借り入れを先に返済する

すでに他社からの借り入れがある場合、それが審査に影響を与えている可能性があります。
クレジットカードのキャッシング枠やリボ払いなど、金利が高い借り入れがある場合は、先に返済しておくと、審査が有利になりやすいです。

信用情報の回復を待つ

信用情報機関に登録されている信用情報は、一定期間が経つと回復します。
返済の延滞、自己破産、任意整理などの金融事故に関する信用情報は、5〜7年程度で回復するケースが多いです。

事業計画書を作り直す

事業資金として不動産担保ローンを利用する場合は、審査時に事業計画書の提出が求められるケースがあります。
その内容によっては、審査に落ちてしまうこともあるため、事業計画書を作り直して再度提出することで、審査結果が変わる可能性もゼロではありません。

なお、融資に通りやすい事業計画書を作成するには、専門家の助言を受けるのも1つの方法です。資金調達を専門とした事業計画書の作成代行を行っている業者もあります。

別の金融機関に申し込む

不動産担保ローンの審査基準は、金融機関ごとに異なります。
独自の基準で柔軟な審査を行っている業者もあるため、1社の不動産担保ローンに落ちたからと言って、諦める必要はありません。

同じ内容で申請しても、他の会社であれば審査に通る可能性は十分にあります。

不動産担保ローンの審査基準は様々!諦めずに申し込もう

不動産担保ローンの審査基準は金融機関によって異なるため、1社の審査に落ちたからと言って、すぐに諦める必要はありません。

また、信用情報に傷がある場合も、一定期間が経過すればその情報は消えるため、再度申し込みを行えば審査に通る可能性もあるでしょう。

協和信用保証株式会社は、不動産担保ローンに特化した貸付を行っており、迅速な審査と柔軟な対応を提供しています。
不動産担保ローンに関するご相談は、協和信用保証株式会社までお気軽にご相談ください。
他社の審査に落ちてしまった方からのご相談もお待ちしております。

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