不動産担保ローン関連コラム

退職金までのつなぎとして不動産担保ローンを活用

退職金制度のある会社に勤務している場合、退職金を利用して住宅ローンの返済をしたり、リフォームをしようと考えている方もいるかもしれません。退職金は文字通り退職をする際に受け取るお金です。しかし、「今すぐリフォームをしたい」「子どもの結婚資金を出してあげたい」など、退職前にまとまった資金が必要になるケースもあるでしょう。

そこで今回は、退職金までのつなぎとして不動産担保ローンを活用する方法を紹介します。

退職金を担保に借入する方法

退職前にまとまった資金が必要な場合、受け取る予定の退職金を担保に借入をすることが可能です。
まずは、退職金を担保に借入ができる3つの方法について紹介します。

共済組合貸付制度

共済組合貸付制度とは、公務員のみが利用できる制度です。
公務員は副業を禁止されていることもあり、急にお金が必要になったとしても、職業柄、ローン会社は利用しにくいという方も多いかもしれません。

共済組合貸付制度は、借りるお金の使い道によって「普通貸付」「住宅貸付」など12種類に分かれていますが、一番利用しやすいのが普通貸付です。

普通貸付は200万円を上限として、月額給与の6倍の範囲内でお金を借りることができます。
他の11種類の貸付は、入学や出産などの資金使途が限定されているものが多くなっていますが、普通貸付は「組合員が臨時に資金を必要とするとき」というのが貸付条件なので、比較的利用しやすくなっています。
ただし、共済組合貸付制度を利用できるのは公務員のみで、誰でも利用できるわけではありません。

退職金つなぎローン

ろうきんなど、会員向けに「退職金つなぎローン」を提供している金融機関もあります。
退職金つなぎローンは、生活資金、自己居住用住宅資金に使用することができます。
ただし、退職金つなぎローンの利用には、「5年以内に定年退職を予定している」「勤務先の退職金規定等で制度内容が確認できる」「原則として退職金つなぎローンを利用するろうきんを退職金の振込金融機関に指定している」など必要な要件を満たしている必要があります。
また、利用できるのは労働組合、生活協同組合などの団体会員のみで、誰でも利用できるわけではありません。

従業員貸付制度

企業によっては従業員貸付制度を利用できる場合もあります。
しかし、すべての企業に従業員貸付制度があるわけではありません。
また、退職金を前借りできる企業もまれにありますが、退職金の前借りは非常に厳しいケースが多くなっています。

退職金までのつなぎとして不動産担保ローンを利用するメリット

退職金は、会社を退職するまで利用することができません。上記で紹介したように、退職金までのつなぎとしていくつかの方法を利用することができますが、利用できる人が限られている制度が多くなっています。

しかし、不動産担保ローンは、不動産を所有している人であれば誰でも利用することができます。
不動産担保ローンは、所有している不動産を担保に融資が受けられる金融商品です。所有している不動産は、必ずしも自分名義である必要はなく、家族名義の不動産でも担保にすることが可能です。ただし、その場合は不動産の名義人の承諾があること、名義人が保証人になることなどの条件があるので、家族名義の不動産を利用する場合は利用条件を必ず確認しておくようにしてください。

退職金までのつなぎとして、不動産担保ローンを利用するメリットには以下のようなことがあります。

資金使途は自由

一般的にお金を借りる場合、資金使途が限定されているものは金利が低く設定されていますが、利用限度額も低いことも多いという特徴があります。
不動産担保ローンは、提供する担保の価値が高ければ高額融資も可能です。
しかも、資金使途は原則として限定されておらず、資金使途が限定されていないカードローンなどに比べると金利が低いという特徴があります。
資金使途が限定されておらず、金利を抑えたいときは不動産担保ローンが便利です。

月々の返済を抑えられる

従業員貸付制度やろうきんの退職金つなぎローンなどは、貸付期間が短いものが多く、貸付期間が1~5年程度のものが多くなっています。
不動産担保ローンは前述のように金利が低いだけではなく、返済期間も長く設定することが可能です。
金利が低いうえに、返済期間も長く設定できるので、月々の返済額を抑えることができます。

最後に

退職金を利用して住宅ローンを返済したり、リフォームを使用と考えている人は多いでしょう。しかし、退職金は退職しなければ受け取ることができません。
退職前にまとまった資金が必要になった場合、退職金つなぎローンや企業の従業員貸付制度など、退職金を担保に借入ができることもありますが、誰でも利用できるわけではなく、退職金の前借りなどは断られてしまうケースも多いようです。

不動産担保ローンは不動産を所有していれば誰でも利用することができ、資金使途も限定されていないため、借りたお金は自由に使うことができます。
協和信用保証株式会社は、不動産担保ローンに特化した融資を行っています。カードローン以外でまとまったお金を借りたい、月々の返済の負担を減らせるように返済期間を長く設定したいといったお客様のご要望にお応えしてきました。退職金までのつなぎ融資に関するお悩みやご相談は、協和信用保証株式会社にお気軽にお問合せください。

関連記事

不動産をお持ちの方はこちら▼

不動産担保ローンサービス

不動産収入がある方はこちら▼

収益物件担保ローンサービス

不動産をお持ちでない方へ

当社は不動産をお持ちの方を対象としご融資を行っております。但し、担保提供者がいらっしゃればご融資が可能となります。※その際は担保提供者の方には連帯保証人になって頂く前提となりますので予めご了承ください。ご不明な点やご質問、ご相談はお電話にてご連絡くださいませ。