


終活を始めるのに、早すぎるということはありません。
40代からの終活は、老後の不安を解消し、より充実した人生を送っていくための前向きなものです。
とはいえ、具体的に何から始めれば良いか、わからないという方もいるでしょう。
この記事では、40代で終活を始めるべき理由とやるべきことについて、詳しく解説します。
日本の平均寿命は男女ともに80歳を超えているため、「40代で終活をスタートするのは、早すぎるのでは?」と思っている方も多いでしょう。
しかし、40代で早めに終活をスタートすることで、さまざまなメリットが得られます。
ここでは、終活を40代で始めるべき3つの理由について解説します。
終活には、体力と判断力が求められます。
特に、身の回りのものの断捨離や遺言書の作成などは、体力的・精神的な負担が大きいため、高齢になってから慌てて始めるのではなく、余裕がある40代からスタートしておくのがおすすめです。
40代からの終活は、将来の生活の不安をなくすためのものでもあります。
遺言書を作成し、財産の整理も進めておけば、「万が一のことがあっても大丈夫」という安心感を得ながら人生を楽しむことができるでしょう。
40代からの人生では、親の介護や自身の病気など、予想外の事態が起こるリスクが高くなります。
何かが起きてから焦るのではなく、生活に余裕があるうちに終活を進めておくことが大切です。
続いては、40代からの終活でやるべきことを5つ紹介します。
エンディングノートとは、自分に万が一のことがあった場合に備えて、家族や周囲の人に伝えたい思いを書き残しておくノートです。
法的な効力はありませんが、自分の思いや重要な情報を1冊にまとめられるため、終活の第一歩として作成しておくことをおすすめします。
遺言書は、自分の死亡後に「財産を誰に、どのように分けるか」を示す法的な文書です。
法的な効力があるため、内容については慎重に決める必要があります。
公正証書として残しておくと、偽造や紛失のリスクが低く、安心です。
弁護士や司法書士、行政書士などの専門家に相談しながら作成することもできます。
断捨離も、体力がある40代のうちにできるだけ進めておきましょう。
まずは、持ち物を必要なものと不要なものに分け、不要なものは自治体のルールにしたがって処分します。
値が付きそうなものは、フリマアプリやリサイクルショップで売却するのもおすすめです。
近年は、「デジタル終活」も重要視されています。
遺された家族が困ることがないよう、以下のようなデジタル情報も、エンディングノートに記載しておきましょう。
また、利用していないサブスクリプションは解約することをおすすめします。
40代の終活においてもっとも重視すべきなのが、財産の整理です。
まずは、預貯金や株式、投資信託などのプラスの財産と、住宅ローンやカードローンなどのマイナスの財産を洗い出すことからスタートしましょう。
40代の終活は、老後の不安を解消するためのものでもあります。
「住宅ローンの完済年齢はいつになりそうか」「高金利のローンは1本化した方が負担が軽くなるのではないか」「自分に万一のことがあったら、生命保険はいくら出るのか」など、基本的な情報を洗い出し、老後の生活に負担が残らないよう、40代の早い段階から家計の収支を見直しましょう。
40代の終活における「財産の整理」には、不動産担保ローンの活用がおすすめです。
不動産担保ローンの活用には、以下の3つのメリットがあります。
不動産担保ローンなら、自宅に住み続けながら、まとまった資金を借り入れでき、借り入れ資金の使い道も限定されません。
生活費の補填はもちろん、教育費用や親の介護費用など、幅広い資金需要に対応できます。
また、カードローンなどの無担保ローンよりも金利が低めに設定されているため、「おまとめローン」としての活用も有効です。
終活は、体力に余裕があり、判断力も衰えていない40代のうちからスタートするのがおすすめです。
エンディングノートや遺言書の作成については、弁護士などの専門家に相談しても良いでしょう。
40代の終活において、特に重視すべきなのが、財産の整理です。
住宅ローンの残高や、預貯金、不動産の資産価値などを考慮して、老後の生活費については早めに資金計画を立てておきましょう。
「複数のカードローンで借り入れがある」「月々の返済額を減らして、老後に向けた貯蓄に回したい」という場合には、不動産担保ローンの活用がおすすめです。
協和信用保証株式会社では、不動産担保ローンに特化した貸付を行っております。
お客様の状況に合わせた柔軟な審査を提供しておりますので、終活の一環としての資金計画の見直しをお考えの方も、お気軽にご相談ください。


