不動産担保ローン関連コラム

不動産担保融資とは?不動産担保融資のメリット・デメリット

資金が必要になり融資を受ける場合、担保の必要のない無担保融資と担保が必要な有担保融資があります。一般的に無担保融資は、担保の必要がないので借りやすいというメリットがありますが、金利が高いというデメリットがあります。一方、有担保融資は担保が必要になるというデメリットはありますが、無担保融資に比べ金利が抑えられているため返済時の負担を減らすことができます。そこで今回は、有担保融資の1つである不動産担保融資についてご紹介します。

不動産担保融資とは?

不動産担保融資とは、所有している土地や家などの不動産を担保に融資を受けることを言います。担保にする不動産は、所有者の承諾があれば本人名義以外の不動産を担保に融資を受けることも可能です。

不動産担保融資のメリット・デメリット

無担保融資と比較した場合、高額な融資を受けられる不動産担保融資ですが、メリットだけではなくデメリットもあります。そこで、不動産担保融資のメリットとデメリットをご紹介します。

不動産担保融資のメリット

不動産を担保に融資を受ける不動産担保融資には以下のようなメリットがあります。

  1. 融資限度額が高額
  2. 返済期間が長い
  3. 金利が低い
  4. 担保があるので審査が通りやすい

不動産担保融資のもっとも大きな特徴は、不動産の担保価値にもよりますが無担保融資よりも高額の融資を受けることが可能であることです。不動産担保融資は個人で利用することができますが、事業資金として開業資金や運転資金としても利用することも可能です。

無担保の融資と比較した場合、金利が低いので高額な融資を長期に渡って返済しても、返済の負担を減らせることも大きなメリットと言えます。また、銀行で融資を断られた場合も、不動産を担保にすることで審査に通過する可能性が高くなります。

不動産担保融資のデメリット

不動産担保融資には以下のような点がデメリットと言えます。

  1. 査定に時間がかかるため融資実行までに時間がかかる
  2. 借入金の返済が不能になってしまった場合は担保の不動産を失ってしまう

不動産担保融資の最大のデメリットは、借入金の返済が不能になってしまった場合は担保の不動産を失ってしまうことです。現在住んでいる家を担保にしていた場合は、住む家を失うことになってしまうので注意が必要です。もうひとつのデメリットは、査定に時間がかかるため融資が実行されるまでに時間がかかることです。そのため、数日中に現金が必要な場合の融資には適していません。

不動産担保融資は銀行系とノンバンクのどちらの商品がお得なのか

不動産担保融資は、銀行系でも扱っていますし、銀行以外のノンバンクでも扱っています。そこで気になるのは、銀行を利用したほうがいいのか、ノンバンク系を利用したほうがいいのかという点ではないでしょうか。

銀行系の不動産担保融資は、ノンバンク系の不動産担保融資と比較すると融資限度額が低めに設定されている分、金利も抑えられている商品があります。しかし、銀行系の不動産担保ローンは審査が厳しい傾向があるため、不動産を担保にしても審査に通らないケースがあります。

ノンバンク系の不動産担保融資には、ローン会社の商品と不動産担保ローンを専門とする会社があります。ノンバンク系の不動産担保融資商品は、銀行系の商品と比較した場合、融資限度額が高めに設定されている商品も多いですが、金利も高めに設定されていることがあります。

ノンバンク系の場合は、銀行と比較すると審査が緩い傾向があるので、銀行で融資を断られたとしてもノンバンクの商品であれば融資が可能なケースがあります。また、不動産を担保に融資を受けるのであれば、不動産に強い不動産担保ローンを専門としている会社を利用すると、担保にする不動産価値を高く評価してもらえる可能性があります。

融資額の決め手となる不動産の評価方法は会社ごとに異なるため、同じ不動産でも担保の評価額が大きく変わることがあります。できるだけ多く融資を受けたいという場合は、1社だけではなく複数の会社に相談し、融資可能額、金利、返済額を比較して検討するようにしましょう。

融資を受ける会社を決めるときは金利の幅に注意する

金融機関やローン会社のホームページで金利に幅があるのを見たことがありませんか。金利が増えると返済の負担がかかりますので、できるだけ安い金利の商品を利用したいですね。

金利に幅のある融資商品の金利は融資を受ける金額によって変わります。融資限度額に近い金額ほど金利は安くなり、借入額が少なければ金利が高くなります。金利を調べるときは、一番低い金利だけではなく一番高い金利の数字も比較してから融資を受ける会社を決めましょう。

まとめ

不動産担保融資は、不動産を担保にすることで審査に通りやすく、高額な融資を受けることが可能です。また、金利が安く、返済期間も長期にわたり設定することが可能なので、返済の負担を減らすことができます。しかし、万が一返済不能な状態になってしまった場合は、担保にしていた不動産を失うことになります。

不動産担保融資は、高額融資が可能な分、無理のない返済計画を立ててから利用することが大切です。

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