不動産担保ローン関連コラム

不動産担保ローンの返済期間の目安は何年?

不動産担保ローンは高額な融資を受けることができるため、返済期間の目安をどれくらいにしたら良いかわからないという方もいらっしゃるかもしれません。返済期間を長くすれば月々の返済額を減らすことができますが、あまり長くしすぎると金利が負担になることもあります。

そこでこの記事では、不動産担保ローンの返済期間の目安について解説します。

不動産担保ローンの返済期間はどれくらいが目安なのか

不動産担保ローンはカードローンなどとは違い、資金使途が限定されていないだけではなく、高額な融資を受けることができます。ですが、借りたお金の金額が多ければ多いほど、返済期間を短くしてしまうと月々の返済の負担が大きくなります。

不動産担保ローンの返済期間を決めるときは、借り入れた金額と無理なく返済できる金額を元に計算するようにしましょう。
不動産担保ローンを扱っている会社では、返済額や返済期間を簡単にシミュレーションできるサイトを作っていることがありますので、そのようなサイトを利用したり、エクセルなどを利用し、返済のシミュレーションをしてみたりすると適切な返済期間を判断しやすくなります。

不動産担保ローンの適切な返済期間は、人によって異なります。必要な金額以上の融資を受けないように注意し、無理のない返済計画を立てるようにしましょう。

返済シミュレーション例

借入額と年利を元に返済額のシミュレーションの例をご紹介します。

シミュレーション①

融資額:1,000万円 年利:6.5% 返済期間:25年の場合、月々の返済額はおよそ67,500円です。
同じ条件で返済期間を15年に変えると月々の返済額はおよそ87,000円で月々の返済額が2万円アップします。

シミュレーション②

融資額:5,000万円 年利:6.5% 返済期間:25年の場合、月々の返済額はおよそ337,000円です。
同じ条件で返済期間を15年に変えると月々の返済額はおよそ435,500円となり、月々の返済額は98,500円アップします。

このように融資金額が大きくなればなるほど、返済期間が変わると月々の返済額も大きく変わります。
返済期間が長くなるとライフスタイルが変わる可能性がありますので、返済期間を決める場合は、返済期間が長期に渡ることを考慮して検討するようにしましょう。

月々のローン返済額を押さえる方法は?

月々のローン返済額を抑える方法はいくつかあります。自分のライフスタイルにあった方法を選んでみましょう。

期限一括返済を利用する

期限一括返済とは、毎月の返済は利息分のみを支払い、返済の最終回で元金を一括返済する方法です。期限一括返済を利用すれば、月々の返済は利息分のみなので返済の負担を大幅に減らすことができます。
デメリットは最終回の返済日までに元金を一括返済しなければいけないことです。特に不動産担保ローンは融資額が大きくなることが多いので、元金を一括返済できなければ担保となっている不動産を失うことになります。期限一括返済を利用しても繰り上げ返済をすることが可能なので、繰り上げ返済で元金を減らすこともできますが、最終回に支払う金額がかなり大きくなることには変わりありません。
そのため期限一括返済を利用する場合は、元金返済のための資金を確保できるという確証がある場合に利用することがおすすめです。

返済期間を長く設定する

返済期間を長く設定すると、月々の返済額を抑えることができます。
ただし、返済期間が長くなると金利の負担も大きくなります。返済期間は月々の返済額だけではなく、金利分の負担も考慮して検討するようにしましょう。

繰り上げ返済をする

ボーナス時など金銭的に余裕があるときに、繰り上げ返済を行うと返済の負担を減らすことができます。繰り上げ返済とは、毎月の返済額とは別に返済をすることです。繰り上げ返済には、返済を元金返済に充てる方法と、返済期間を短縮する方法があります。元金返済に充てる方法のメリットは、繰り上げ返済をすることで元金分を早めに返済することができるので、繰り上げ返済以降の利息分を減額できることです。返済期間を変更せずに、月々の返済の負担を減らしたい場合は元金返済をする方法がおすすめです。

返済期間を短縮する方法は、繰り上げ返済をすることで返済期間を短縮します。返済期間を短縮する方法のメリットは、早く返済が完了できることと、元金を返済する方法と比較すると返済額をより多く減らすことができることです。ただし、一度返済期間を短縮してしまうと返済期間を元に戻すことができません。繰り上げ返済をして返済期間の短縮をする場合は、慎重に判断することが大切です。

また、繰り上げ返済には手数料がかかることがあります。繰り上げ返済をする場合は、手数料や繰り上げ返済後の返済計画をシミュレーションしてから決めるようにしましょう。

不動産担保ローンの注意点

不動産担保ローンには、「高額な融資が可能」「返済期間が長い」「資金使途が限定されていない」といったメリットがあります。
しかし、万が一返済ができなくなってしまった場合は担保となっていた不動産を失ってしまうリスクもあります。
不動産担保ローンにはメリットもありますが、デメリットもありますので、不動産担保ローンを利用するときの注意点についてご紹介します。

返済ができなくなると担保の不動産を失う可能性が高い

不動産担保ローンの最大の注意点は、返済ができなくなると担保の不動産を失う可能性が高いことです。不動産担保ローンのメリットである「高額な融資が可能」「返済期間が長い」ことは、デメリットになることもあります。不動産担保ローンは、担保があることで高額な融資が可能で返済期間も長く設定することができますが、長い返済期間の中で予測していなかったアクシデントが起こり、返済が難しくなってしまう可能性もあります。自宅を担保に融資を受けていた場合は、住み慣れた家を失うかもしれません。

担保にしていた不動産の価値が下がる可能性がある

万が一返済が不可能になってしまった場合は、担保にしていた不動産を売却して返済することになります。不動産担保ローンは返済期間を長くすることができますが、その間に担保にしていた不動産の価値が下がる可能性があります。不動産の価値が下がり、不動産を売却しても残債があった場合は残った金額の一括返済を求められることがあります。

不動産担保ローンに関するご相談は協和信用保証株式会社へ

不動産担保ローンによる融資には、メリットだけではなくデメリットもあります。協和信用保証株式会社では、不動産担保ローンを専門に扱っています。不動産の知識はもちろんですが、ローンに関する知識も豊富なスタッフが対応しておりますので、お客様のご要望に合ったご提案をさせていただいております。不動産担保ローンに関するご相談は、不動産担保ローンを専門に扱う協和信用保証株式会社までお問合せください。

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