不動産担保ローン関連コラム

スーパーブラックでもお金を借りる方法はある?

金融機関からお金を借りる際には審査があるため、信用情報が悪化している「ブラック」や「スーパーブラック」という状態の方は、審査に落ちる可能性が高くなります。

しかし、ブラック・スーパーブラックの方でもお金を借りられる方法がないわけではありません。
今回は、信用情報が悪化している方でもお金を借りられる方法や、ローン選びのポイント、注意点について詳しく解説します。

ブラック・スーパーブラックとはどのような状態?

信用情報におけるブラックとは、信用情報期間に過去の債務整理や延滞などの金融事故の情報が登録されている状態を指します。
単に「ブラック」と言われることもありますが、「ブラックリストに載っている」といった表現が用いられることもあります。

また、「スーパーブラック」はそれよりもさらに悪い状態です。
明確な定義はありませんが、自己破産の申請をしている方や、支払いが今まさに滞っている状態の方を指すケースが多いです。

信用情報がブラックまたはスーパーブラックの状態にある方は、基本的に金融機関からお金を借り入れることはできません。

スーパーブラックでもお金を借りられる人の特徴

スーパーブラックでも以下の3つに当てはまる方は、お金を借りられる可能性があります。

信用情報に金融事故が登録されていない

過去に金融事故を起こした場合でも、基本的に5〜10年が経過すれば消去されます。
ローンに申し込みをした段階で、信用情報に金融事故が登録されていない場合には、審査に通る可能性があります。

借金を延滞・滞納していない

ローンに申し込みをした段階で、借金を延滞・滞納している状態でなければ、信用情報がブラックでも審査に通る可能性はあります。
また、信用情報機関に登録されるのは、支払い期日から61日以上の滞納です。

前回のローン申し込みから6ヶ月以上が経っている

同時に複数のローンに申し込むと、貸し倒れリスクが高いと判断され、審査に落ちる可能性があります。
ただし、前回のローンの申し込みから6ヶ月以上が経過していれば、同時申し込みだとは判断されず、審査に通りやすくなります。

スーパーブラックでも借りられるローンの選び方

続いては、信用情報がブラック・スーパーブラックの人でもお金を借りられる可能性があるローン商品の選び方について解説します。

中小の消費者金融を利用する

大手の消費者金融業者の場合、信用情報が厳格に審査対象となるため、ブラックやスーパーブラックの人が審査に通るのは非常に難しいです。
一方で、中小の消費者金融業者の場合、独自の基準によって柔軟な審査を行っているケースがあります。

そのため、大手の業者で審査に落ちた人でも、中小の消費者金融であれば利用できる可能性もあるでしょう。

公的支援制度を利用する

厚生労働省が行う公的支援制度「生活福祉資金貸付制度」であれば、信用情報によって審査されることはないため、ブラックやスーパーブラックの方でも利用できる可能性が高いです。

高額の借入は難しいですが、生活を立て直すための資金を、無利子または低金利で借り入れることが可能です。

有担保ローンを活用する

信用情報がブラック・スーパーブラックの方は、カードローンなどの無担保ローンよりも、不動産担保ローンや車担保融資などの有担保ローンを活用するのがおすすめです。

中でも、不動産担保ローンは、高額の借入にも対応できる選択肢です。
担保として差し入れる不動産の評価が高ければ、信用情報がブラックの方でも利用できるでしょう。

スーパーブラックの人がローンに申し込む際の注意点

信用情報がブラック・スーパーブラックの人がローンに申し込む際には、下記の3点に注意しましょう。

高金利な商品が多い

比較的審査基準が緩やかなローン商品は、金利が高めな傾向にあります。
特に、無担保のカードローンや中小の消費者金融を利用する場合には、金利をしっかり確認しましょう。

詐欺・悪徳業者に注意

「ブラックでも借りられます!」と大々的に宣伝している貸金業者は、詐欺・悪徳業者です。多重債務者や返済能力がない方のみを対象とした広告は、誇大広告として法律で禁止されています。
安易に申し込まないように注意しましょう。

無理のない返済計画を立てる必要がある

過去に延滞や滞納などの金融事故を起こしたことがある方は、返済が困難にならないよう、無理のない計画を立てる必要があります。
月々の返済額がどの程度なら生活が圧迫されないかを考え、無理のない借入額を検討しましょう。

不動産担保ローンならスーパーブラックでも借りられる可能性あり!

担保価値が審査対象となる不動産担保ローンなら、信用情報が悪いブラック・スーパーブラックの方でも利用できる可能性があります。

また、不動産担保ローンは低金利で長期借入が可能なため、無理のない返済計画を立てることができるでしょう。

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