不動産担保ローン関連コラム

無担保ローンのデメリットとは?

借り入れを検討している方のなかには、担保なしでお金が借りられる無担保ローンという言葉を見かけたことがあるという方も多いのではないでしょうか。この記事では、無担保ローンの「無担保」とはどういうことなのか、無担保ローンにはどのようなデメリットがあるのかについて解説します。

無担保ローンとは

無担保ローンとは、担保なしで借り入れができる金融商品のことです。
担保には、大きく分けると「人的担保」と「物的担保」があります。人的担保は、債務者が何らかの理由で借りたお金の返済ができなくなってしまったときに、保証人が債務者の代わりに返済をするという契約を結ぶものです。物的担保は、不動産など人以外のものを担保にします。債務者が何らかの理由で借りたお金の返済ができなくなってしまった場合に、担保となっていたものを売却し、売却益で返済を行います。
無担保ローンは、保証人などの人的担保や不動産といった物的担保の設定をせずに利用することができるローンのことをいいます。

無担保ローンの種類

無担保ローンはいくつかの種類がありますが、代表的なものは以下の通りです。

  • カードローン
  • クレジットカードローン
  • 教育ローン
  • カーローン
  • 多目的ローン(フリーローン)

無担保ローンのデメリットとは

無担保ローンには、保証人や物的担保を提供する必要がないというメリットがありますが、もちろんメリットだけでなくデメリットもあります。無担保ローンを利用する際は、デメリットもしっかりと把握しておくことが大切です。

無担保ローンのデメリットは、以下の通りです。

金利が高い

担保が必要な有担保ローンの場合は、万が一債務者(お金を借りた人)が返済できなくなってしまった場合は、債権者(お金を貸した人)は、預かった担保を売却するなどをして返済されていない分のお金を回収することができます。しかし、無担保ローンの場合は最悪の場合は返済されていないお金が回収できなくなるリスクがあるため、無担保ローンは有担保ローンよりも金利が高く設定されています。

高額な融資が受けられない

無担保ローンは、有担保ローンと比較すると貸付限度額が低く設定されている商品が多くなっています。貸付限度額は収入や他社からの借り入れの有無などによって異なりますが、ローン会社や信販系の会社の場合は賃金業法の総量規制の対象となっているため、年収の1/3までしかお金を借りることができません。例えば年収が600万円の人の場合は、200万円までしかお金を借りることができないということです。不動産担保ローンのような有担保ローンの場合は、総量規制の対象外になっているため、年収を超えた高額な融資を受けることも可能です。

使い道が限定されている場合がある

カードローンやクレジットカードのキャッシング枠を使用した貸付の場合は、使い道は限定されていませんが、教育ローンやカーローンのような無担保ローンの場合は使い道が限定されているため、限定されている用途以外にお金を使うことができません。そのため、教育ローンやカーローンの場合は、学校納付金の振込依頼書や車購入のための見積書といった書類の提出が必要になります。

万が一返済ができなくなったときは一括返済を求められる可能性がある

有担保ローンの場合は万が一返済ができなくなってしまった場合は担保を利用して返済することが可能ですが、カードローンなどの無担保ローンの場合は返済が滞ってしまうと遅延損害金が発生します。遅延損害金は、ローンの金利よりもかなり高い金利が設定されていますので、返済が滞ると遅延損害金の金額はかなり大きくなる可能性があります。それだけではなく、督促がきても応じなかった場合は、一括返済を求められる可能性があります。一括返済にも応じなかった場合は、財産の差し押さえが行われることもありますので注意が必要です。

無担保ローンはデメリットを理解したうえで利用することが大切

無担保ローンは、保証人や担保の必要がない、申込から融資実行までの期間が短いといったメリットはありますが、「金利が高い」「高額な融資が受けられない」「使い道が限定されている場合がある」といったデメリットもあります。すぐにお金が必要な場合はカードローンなどの無担保ローンは便利ですが、万が一返済ができなくなってしまった場合は、高額な遅延損害金を請求される場合や一括返済を求められる可能性もあります。無担保ローンを利用する場合は、このようなデメリットを理解したうえで利用することが大切です。

不動産担保ローンは協和信用保証株式会社にご相談ください

無担保ローンは便利な点もありますが、万が一返済ができなくなってしまった場合はリスクも大きくなってしまいます。代表的な有担保ローンである不動産担保ローンであれば、審査に通りやすく、安い金利で借りることができます。また、不動産担保ローンは総量規制の対象外なので、年収に関係なく融資を受けることができます。協和信用保証株式会社は、創業以来不動産担保ローンに特化していた融資を行っています。審査に通りやすく金利も安い不動産担保ローンは、協和信用保証株式会社にご相談ください。

不動産担保ローンの紹介

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