不動産担保ローン関連コラム

不動産を活用した融資の種類は3つ!それぞれの特徴は?

不動産を活用して融資が受けられる種類は3つあります。融資の種類とそれぞれの特徴について解説します。

不動産を活用した融資の種類

不動産を活用した融資には、「住宅ローン」「不動産投資ローン」「不動産担保ローン」の3種類があります。

住宅ローン

住宅ローンは、住宅の購入費や家の増改築費として金融機関やローン会社などから融資を受けるものです。
住宅の購入や家の増改築に必要な費用は高額になることが多いので、ほとんどの人が住宅ローンを利用しますが住宅ローンの資金使途は購入者が住むための住宅の購入費や家の増改築費に限られています。
資金使途が住宅の購入費と家の改築費に限られているため、他の金融商品と比較すると金利は低く、商品によって異なりますが最長で35年程度のものが多く、返済期間が長く設定されているのが特徴です。

不動産投資ローン

不動産投資ローンは、アパートやマンションなど投資用不動産の購入費として金融機関やローン会社から融資を受けるものです。
不動産投資ローンの資金使途は、投資用不動産の購入費用に限られています。不動産投資ローンには、「アパートローン」と呼ばれているものと「プロパーローン」と呼ばれているものがあります。

アパートローンは、収益を得ることを目的にアパートなどを購入する際に利用できるローンですが、審査基準や融資金額、融資期間、返済方法などがあらかじめ設定されています。
アパートローンの返済期間は、建物の法定耐用年数を基準に定められており、20~30年程度が一般的です。
金利は、一般的なローンと比較すると低めに設定されていますが、住宅ローンと比較するとやや高めの金利になっているという特徴があります。

一方、プロパーローンとは金融機関が独自に審査を行い、融資を行うものです。そのため、事業として収益性の高さが認められれば金利や融資額などの条件がアパートローンよりも好条件で融資が受けられる可能性があります。
ただし、プロパーローンは好条件で融資が受けられる可能性がある反面、アパートローンと比較すると審査が厳しく、返済期間が短く設定されてしまう可能性もあるなどのデメリットもあります。
プロパーローンの利用を検討する場合は、メリットだけではなくデメリットも理解した上で利用することが大切です。

不動産担保ローン

不動産担保ローンは、所有している土地や家などを担保に融資が受けられる金融商品です。
不動産担保ローンの最大の特徴は、住宅ローンや不動産投資ローンとは異なり、資金使途の制限がないことです。
また、所有している土地や家を担保にすることで高額な融資を受けることも可能な上、他の金融商品よりも金利が低く、返済期間も長く設定できるという特徴があります。
ただし、担保となる不動産価値によっては、希望する金額の融資が受けられない可能性もありますので注意が必要です。

不動産を担保に融資を受けるメリット

お金を借りるための担保には、人的担保、有価証券、売上債権などがありますが、不動産を担保に融資を受けられる不動産担保ローンには以下のようなメリットがあります。

本人名義の不動産を担保にする場合は保証人の必要がない

不動産担保ローンは、不動産の所有者の同意があれば本人名義以外の不動産を担保にすることもできますが、本人名義の不動産を担保にする場合、原則として保証人の必要がないケースが多くなっています。
理由は、万が一返済ができなくなった場合、担保の不動産を売却することで残債の返済が可能になるためです。
人的担保は保証人となる人の負担も大きいので、人的担保なしで利用できる不動産担保ローンのメリットは大きいと言えます。

有価証券・売上債権などがない人も利用できる

会社などを経営していない人の場合は、売上債権を担保にすることができませんし、有価証券を所有していない人は有価証券を担保に融資を受けることはできません。
しかし、本人または家族が不動産を所有している場合は、不動産を担保に融資を受けることが可能です。

不動産を担保に融資を受けるときの注意点

不動産を担保に融資を受ける不動産担保ローンは、金利が低い、返済期間を長く設定できる、資金使途が限られていない、原則として保証人の必要がないなどメリットの多い融資方法ですが、注意しなければいけないこともあります。
不動産担保ローンは、本人または家族が所有している不動産を担保に融資を受ける金融商品なので、担保となる不動産価値が低かった場合は希望している金額の融資が受けられない可能性もあります。
また、自宅を担保に融資を受けた場合、返済不能な状態になってしまったときは担保となっている自宅を売却して残債を返済することになりますので住んでいる家を失ってしまうリスクもある点は認識しておく必要があります。

最後に

不動産を活用した融資方法の種類には3つありますが、住宅ローンや不動産投資ローンは資金使途が限られているため、決められた用途以外に融資を受けたお金を使用することができません。不動産担保ローンは、資金使途が限定されていないため自由にお金を使うことができます。担保の必要のない無担保ローンと比較すると、金利が安く、高額な融資を受けることができるので、不動産担保ローンは事業資金の調達などにも利用することもできます。協和信用保証株式会社は、不動産担保ローンに特化した融資を行っています。不動産を活用した融資を検討されている方は、協和信用保証株式会社にお気軽にご相談ください。

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