クレジットカードの現金化はバレると捕まる？

2025年4月7日2025年4月30日

クレジットカードの現金化は、一見すると簡単にお金を手に入れられる方法のように見えます。

しかし、安易に手を出すとカード会社にバレて利用停止になるだけでなく、トラブルに巻き込まれるケースもあるため注意が必要です。

この記事では、クレジットカードの現金化の仕組みやリスク、実際に起こりうるトラブル事例について、わかりやすく解説します。現金化を検討している方は、まずリスクを正しく理解しておきましょう。

クレジットカードの現金化とは？

クレジットカードの現金化とは、クレジットカードを利用して現金を調達する方法です。

クレジットカードには、「ショッピング枠」と「キャッシング枠」があり、現金を手に入れたい場合にはキャッシング枠を利用するのが基本です。

しかし、クレジットカードの現金化では、キャッシング枠が限度額に達しているなどの理由により、ショッピング枠を利用するのが一般的となっています。

クレジットカードの現金化には、主に以下の2つの方法があります。

買取式は、クレジットカードでギフト券や貴金属などを購入し、それを買取業者に売却して現金を得る方法です。

ただし、ギフト券の購入が制限されているクレジットカードもあるため、すべてのカードで利用できる方法ではありません。

また、買取金額は購入金額よりも安くなるため、結果的に損をしてしまう可能性が高いです。

キャッシュバック式は、現金化業者が販売する商品をクレジットカードで購入し、その特典として現金を受け取る方法です。

購入する商品自体にはほとんど価値がないことが多く、実質的には現金を得ることが目的となっています。

クレジットカードの現金化は、法律で禁止されているわけではないため、万が一バレても警察に捕まることはありません。

ただし、多くのクレジットカード会社では、利用規約で現金化を明確に禁止しています。

現金化が発覚した場合、カードの利用停止や強制解約、利用代金の一括請求などのペナルティを受ける可能性があるため注意が必要です。

クレジットカードの現金化は、さまざまなリスクを伴う行為です。
以下のようなトラブルに発展する可能性もあるため、利用は避けましょう。

現金化は法律的にグレーゾーンな行為と位置付けられており、現金化業者は悪徳な業者である可能性が高いです。
そのため、「キャッシュバックを目的として商品を購入したのに、現金が振り込まれない」などの詐欺被害に遭う恐れもあります。

クレジットカードを利用すると、通常、翌月に利用代金が請求されます。
また、買取式やキャッシュバック式で現金化を行う場合、実際に手に入る現金よりも利用代金の方が高くなることが多いです。
その結果、経済的な負担がかえって増えてしまう可能性があります。

さらに、カード会社に現金化が発覚した場合、利用規約違反とみなされ、利用代金の一括請求を受けるリスクがあります。
キャッシング枠の利用分も含め、多額の請求が来る可能性もあるため、注意が必要です。

悪徳な現金化業者に提供したカード情報が悪用され、不正利用の被害に遇うリスクがあります。
身に覚えのない請求が合った場合は、すぐにカード会社に連絡をしてカードを停止してもらいましょう。

クレジットカードの現金化は違法ではないものの、さまざまなリスクが伴うため、おすすめしません。
資金調達が必要な際には、以下のような適切な手段を検討しましょう。

キャッシング枠が限度額に達している場合、カード会社に申請することで、キャッシング枠を増枠できる可能性があります。
審査結果によっては希望通りの増枠が認められない場合もありますが、少額の現金が必要な場合にはまず検討したい手段です。

まとまった現金が必要な場合は、ローン商品を活用するのもおすすめです。
例えば、消費者金融のカードローンやノンバンクの不動産担保ローンであれば、銀行のフリーローンと比較して審査が緩やかな傾向にあります。
ただし、金利や返済可能期間は商品によって異なるため、目的に応じて適切なものを選ぶことが大切です。

クレジットカードの現金化は、法律で禁止されているわけではないものの、カード会社の規約違反となる危険な行為です。
悪徳業者の被害に遭うリスクも高いため、利用しないことをおすすめします。

まとまった現金をスピーディーに調達したい方におすすめしたいのが、有担保ローンの活用です。中でも、土地や家などを担保にする不動産担保ローンは、比較的低金利で長期の借入が可能というメリットがあります。

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