不動産担保ローン関連コラム

融資の審査が通らない!融資の審査に通らない原因と対処法

開業資金や事業資金を調達するために融資を申し込んだのに、審査が通らなかったという経験を持つ方は少なくないのではないでしょうか。そこで気になるのが融資の審査が通らない原因ですよね。。
そこで今回は、審査が通らない主な原因と審査が通らないときの対処法についてご紹介します。

融資の審査が通らない主な原因

融資の審査が通らない本当の理由は開示されないため、正確な理由を把握することは困難ですが、事業資金の審査に通らない人には以下のような共通の特徴があります。

審査が通らない人の特徴とは?

事業資金の融資の審査に通らない人には、以下のような特徴があります。

  1. 個人の信用情報に問題がある
  2. 公共料金などの遅延が多い
  3. 税金の支払いに遅延がある
  4. 経営計画に矛盾がある、資金使途と必要融資額に整合性がない
  5. 自己資金が少ない

それぞれについて詳しく説明します。

個人の信用情報に問題がある

事業に関する融資を受けるときだけではなく、銀行などの金融機関やローン会社から融資を受ける場合、個人の信用情報が調査されます。個人の信用情報は信用情報機関の内容を元に調査されています。信用情報機関には、個人のクレジットやローンの新規契約内容や、支払い状況、遅延、残債などの情報が登録されています。

過去2年以内に1~2回程度の遅延がある、住宅ローンの支払いが残っているといった内容であれば融資に不利になることはありませんが、返済の遅延回数が多い場合やカードローンなどのキャッシングの返済が残っている場合は、融資の審査が不利になるため審査が通らない原因になります。

公共料金などの遅延が多い

電気、ガス、水道、電話(携帯電話)などの料金の支払いの遅延回数が多い人は、融資の審査に不利になります。政府が100%出資している日本政策金融公庫から融資を受ける場合、公共料金の引き落としを行っている通帳または半年分の支払い明細書の提出が必要です。このことからも、公共料金の支払い状況は融資の審査に影響すると言えるでしょう。

税金の支払いに遅延がある

税金の支払いの遅延も公共料金の支払いの遅延と同様、返済能力がないと判断されてしまう可能性があり、税金の支払いの遅延回数が多い場合は、融資の審査に不利になります。特に税金の場合は、融資の返済よりも税金の支払いを優先してしまう可能性があると判断されてしまうことがありますので、税金の支払いの遅延が多い人は融資の審査が通らない可能性が高いと言えます。

経営計画に矛盾がある、資金使途と必要融資額に整合性がない

融資の審査を受けるために、根拠のない経営計画や資金使途と必要な融資額に整合性が感じられない場合は、融資の審査が通らないことがあります。融資の審査で経営計画書などの書類の提出を求められた場合は、相手が納得できる根拠を提示し、整合性が認められる書類を作成することが大切です。

自己資金が少ない

日本政策金融公庫のような公的機関に融資を申し込む場合は、自己資金の比率が少ない場合は審査が通らないことがあります。日本政策金融公庫の融資を申し込む場合、開業資金や必要な事業資金の全額の融資を受けられることはかなり稀で、自己資金の2~3倍程度の金額であれば融資が認められる可能性が高いと言われています。無担保の融資を希望する場合は、できるだけ自己資金を貯め、足りない分だけ融資を受けることが必要と言えるでしょう。

融資の審査が通らないときの対処法

融資の審査が通らない人には、前述の通り共通した特徴があります。
つまり、該当している項目の内容を改善してから融資を申し込めば審査に通る可能性を高められるということです。
ただし、クレジットカードやローンに関する情報、支払いの遅延情報は情報の内容により登録期間が異なりますが最長5年間保管されていますので、まずは返済などの遅延がないように注意し、情報の保管期間の終了後に融資の申請をすれば審査に通る可能性が高くなります。

しかし、できるだけ早く融資を受けたい人の場合、信用情報の保管期間が終了するまで待つのは現実問題としては難しいという人も多いでしょう。その場合は、所有している不動産を担保に融資を受ける不動産担保ローンであれば審査に通る可能性があります。

不動産担保ローンとは

不動産担保ローンとは、本人または家族などが所有している不動産を担保に融資が受けられるものです。銀行や日本政策金融公庫の融資とは異なり、不動産を担保に融資を受けるものなので、銀行や日本政策金融公庫の融資の審査が通らなかった人でも審査が通る可能性があります。開業資金や事業資金の融資の審査が通らないという方は、不動産担保ローンによる融資を検討してみてはいかがでしょうか。

最後に

事業資金の融資の審査が通らない本当の理由を開示している会社はありませんので、正確な理由を知ることは難しいと言えます。しかし、審査が通らない人には今回ご紹介したような共通の特徴があります。審査が通らなかった人は、今回ご紹介した特徴の中に該当するものがないかを確認してみましょう。改善する時間がない、信用情報の保管期間の終了まで待てないという場合は、不動産担保ローンを利用して融資を受ける方法があります。不動産担保ローンの場合は担保となる不動産の価値が認められれば、銀行や日本政策金融公庫などの融資を断られた人でも融資の審査が通る可能性があります。なかなか融資の審査に通らないという方は、不動産担保ローンによる融資を検討してみることをおすすめします。

不動産担保ローンの紹介

関連記事

不動産をお持ちの方はこちら▼

不動産担保ローンサービス

不動産収入がある方はこちら▼

収益物件担保ローンサービス

不動産をお持ちでない方へ

当社は不動産をお持ちの方を対象としご融資を行っております。但し、担保提供者がいらっしゃればご融資が可能となります。※その際は担保提供者の方には連帯保証人になって頂く前提となりますので予めご了承ください。ご不明な点やご質問、ご相談はお電話にてご連絡くださいませ。