不動産担保ローン関連コラム

個人が1,000万円借りるには?貸してくれる人・金融機関の探し方を紹介

個人で1,000万円借りられる方法はかなり限定されています。

1,000万円借りたいけれど難しいと悩む個人事業主の方も多いのではないでしょうか。

個人に対して1,000万円貸してくれる人や金融機関はあるのでしょうか?

この記事では、個人事業主が1,000万円借りる方法や貸してくれる人、金融機関の探し方を紹介します。

個人で1,000万円借りるのは難しい

個人で1,000万円借りたい場合、銀行、国や自治体などを利用する方法などがあります。

例えば、住宅の購入の際に利用する住宅ローンは、購入した住宅を担保にする有担保ローンです。
住宅ローンであれば1,000万円以上借りることも可能ですが、住宅の購入資金以外に借りたお金を使用することはできません。

無担保でお金を借りたい場合は、クレジットカードのキャッシング枠やカードローンなどが利用できます。
ですが、カードローンの融資限度額は800万円程度、キャッシング枠を利用する場合は50万円~300万円程度となっている会社が多いため、キャッシング枠やカードローンだけで1,000万円を借りることは難しいでしょう。

親族や知人等に借りるという方法もありますが、人間関係のトラブルに発展する可能性もあるので注意が必要です。

個人事業主に1,000万円貸してくれる人・機関はある?

個人事業主として事業資金を調達したい場合は、日本政策金融公庫や中小企業制度融資などが利用できる場合があります。

日本政策金融公庫

日本政策金融公庫は政府が100%出資している金融機関で、個人、個人事業主、中小企業向けにさまざまな融資を行っています。

例えば、ほとんどの個人事業主や小規模事業主が利用できる一般貸付の場合、4,800万円まで借りることが可能です。

日本政策金融公庫の特徴として金利が低いことがありますが、用意しなければいけない書類が多く、審査に落ちて再申請を希望する場合は6ヶ月期間をあける必要があります。

中小企業制度融資

中小企業制度融資とは、地方自治体、金融機関、信用保証組合が連携して提供している制度で、個人事業主を含む小規模事業者や中小企業の資金調達をサポートすることを目的としています。

東京都の場合、小規模事業融資の小口(フリーランス)は、2,000万円まで借りることができます。

融資内容や融資条件は各自治体によって変わるものがあるため、利用したい自治体の内容を確認してから申し込むようにしてください。

制度融資は、審査のハードルが比較的低いと言われているため個人事業主でも利用しやすい融資ですが、複数の機関が連携しているため審査に時間がかかる点はデメリットと言えるでしょう。

地方銀行・信用金庫

個人事業主の場合、銀行などの金融機関からの融資は難しい傾向にありますが、主な顧客が個人やエリア内の中小企業が多い地方銀行や信用金庫であれば融資が受けられる可能性があります。

信用金庫とは、地域の人や利用者が会員となり、地域の繁栄のために相互扶助を目的としている金融機関です。

信用金庫の場合、700万円までの小口融資であれば会員ではない人も融資を受けることが可能ですが、700万円を超える融資を受ける場合は会員になる必要があります。

ベンチャーキャピタル

ベンチャーキャピタルとは、成長が見込まれるスタートアップ企業に対して主に投資会社や金融機関などが出資をしてビジネスを支援するというものです。

銀行などの金融機関から融資を希望する場合、返済能力の有無が重視されますが、ベンチャーキャピタルの場合はビジネスモデルの内容で判断してもらえるため、この点はメリットであると言えるでしょう。

しかし、ベンチャーキャピタルはキャピタルゲインを得ることを目的としたビジネスモデルなので、経営に直接介入されてしまうリスクがあるので注意も必要です。

ノンバンク

ノンバンクは、銀行などの金融機関よりも審査が緩い傾向があると言われているため、銀行の審査に落ちてしまった人でも融資を受けられる可能性があります。

ただし、ノンバンクからの借入れは総量規制の対象となるため、年収の3分の1を超えてお金を借りることができません。

つまり、ノンバンクから1,000万円借りるためには、年収3,000万円が必要だということになります。

ただし、ノンバンクからの借入れの中に除外貸付や例外貸付というものがあり、この2つに該当している場合は総量規制の対象外になります。

不動産を担保にお金を借りる不動産担保ローンは総量規制の対象外となっているため、不動産担保ローンを利用すれば1,000万円借りることも可能です。

最後に

今回紹介したように、個人が1,000万円を借りるのはかなり難しいと言えます。

ローンで住宅を購入したいといった場合であれば、1,000万円以上お金を借りることは可能ですが、借りたお金を他の目的に使用することはできません。

個人で1,000万円を借りたい場合は、不動産担保ローンが便利です。

不動産担保ローンは有担保ローンなので個人でも比較的審査に通りやすく、返済期間も長く設定できるので返済の負担を軽減することが可能です。
協和信用保証株式会社は、不動産担保ローンに特化した融資を行っています。

個人で1,000万円の融資を希望している方は、協和信用保証株式会社にお気軽にご相談ください。

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