不動産担保ローン関連コラム

元金均等返済とは

不動産担保ローン関連用語集

元金均等返済とは

元金均等返済とは月々の支払いで返済していく内容で、元金の部分についてその額が一定となる返済方式であり、住宅ローンなどで利用されている返済方法です。似たような返済方式に元利均等返済方式というのがありますが、こちらは元金と総支払利息を足したものを月々の支払い額を均等にした支払い方法であり、その方式が少し違っています。

元金均等返済は元金を均等に返済していき利息はその元金の残りに対して付いていくので、メリットとしては元金の減り方が元利均等返済よりも早いために総支払利息が少なくなるというところであり、後半部分で月々の支払い額を減らしたい人には大きなメリットになっています。しかしデメリットで最初の頃は利息の額が大きくなるので返済する負担が高くなると共に、借入時に必要になってくる収入についても高くなければ借りられないということがあります。

元金均等返済と元利均等返済のシチュエーションでは、元金均等返済は最初の頃の支払額が大きくなりますが以後は少なくなっていき、元利均等返済ではその逆になります。年齢と共に収入が上がる定期昇給のある人であれば元利均等返済の方が適していると言えますが、問題になってくるのはその支払い年数であり、定年退職する年齢に達してもまだ支払いが残っている場合には、その負担が後半になるにつれて大きくなる元利均等返済は不利になると言えます。しかし元金均等返済は借入時の収入が高くなければ借りられないため、その時の収入が低ければ借りられないという条件があるので、借りたくても借りられないという人も出てくるでしょう。

住宅とは人生の中でも最も高い買い物と言っていいほどの高額であり、その返済はよほどの余力がない限りは20年や30年という途方もないほどに長期になってしまいます。人生は近い将来であればある程度の想定が可能ですが、それだけ先になると肉体的な衰えや家族がいれば子供の将来などで、どのような変化が起きるのか誰にも予測はできません。そのために住宅をローンを使って返済するのであれば、あらゆる可能性を考慮して判断する必要があります。

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